中国語の学習~ビギナーにとって必須のフレーズ
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新しく言語を学ぶことは大変なことです。新しいボキャブラリーや文法、発音という難関が待ち受けています。マンダリンの学習は、他の言語の学習と似ていますが、独特の難しさもあります。なぜなら、英語、ドイツ語、ロマンス語と違い、マンダリンの文字には四つの声調があるからです。実際、論理言語ですが、最初は難しく感じるでしょう。それでは、どこから始めたらよいのでしょうか?基本的なフレーズから始めるのがよいと思います。
「こんにちは」はとても大切な言葉です。会話を始める前に、「こんにちは」というと、フレンドリーな態度を示すことが出来ますし、また万人に通じる挨拶です。你好<Ni Hao>は、マンダリンで「こんにちは」という意味です。<nee how>と発音し、状況、年齢や地位に関わらず使うことが出来ます。マンダリンは四つの声調があるため、<Ni Hao>は第二声と第三声が用いられます。你好<Ni2 Hao3>と言ってから、話し始めると自然でしょう。また、我叫~<Wo3 Jiao4>は、「私の名前は~です。」という意味です。フランクという名前の場合は、我叫Frank<Wo Jiao Frank>となります。「お名前は?」と尋ねるときは、你叫什么名字<Ni3 Jiao4 Shen2 Me(No tone) Ming2 Zi4>と言います。また、付け加えて、出身を言いたい場合は、我是美国人<Wo3 Shi4 Mei3 Guo2 Ren2>と言うと、「私はアメリカ人です。」という意味になります。
外国語を話す際、自己紹介の他に、丁寧さも伝えたいものです。感謝の気持ちを示す「ありがとう」は、マンダリンでは谢谢<Xie4 Xie4>と言います。また、不客气<Bu4 Ke4 Qi4>は、「どういたしまして」という意味です。聞き手に不快感を与えてしまったときなどに使う「ごめんなさい」は、对不起<Dui4 Bu4 Qi3>と言い、どんな状況でも、お詫びの際に使うことができます。できればこの表現を使わなくてすみますように・・・。そして、会話の終わりには、さようならという意味の再见<Zai4 Jian4>と言うとよいでしょう。
これまでの表現は、マンダリンの学習で大切なものです。こんにちは、ありがとう、どういたしまして、さようなら、という表現は誰もが好む表現ですし、礼儀正しい表現は、新しい外国語を学ぶとき大切です。中国人は、あなたがマンダリンを流暢に話せないのを理解してくれますが、上級のフレーズを話せるようになると、文化のギャップを埋めることが出来るでしょう。また、外国人が少しでも中国語を話すと喜んでくれます。そしてきっと、「中国語が上手ですね」といってもらえるはずです。
マンダリンの四つの声調とは、高くて平らな第一声、低い音から急上昇する第二声、低い音の第三声、高い音から急降下する第四声からなります。しかし、Nihao「こんにちは」は少し特殊です。「あなた」という意味のNiはそれ自体では第三声で、haoも第三声です。しかし、組み合わせるとNiは第二声に変わりhaoは第三声のままです。しかし結局のところ、Nihao はどんな声調でも通じます。